耐震診断③を承りました。鉄骨造の事業所・倉庫
昭和55年以前に建てられた2階建ての事業所・倉庫で270㎡程の建物です。
意匠図、構造図が保存されておりました。
構造部材が図面通りかどうか、経年変化の程度、模様替えの模様等を見させてもらいました。
診断基準・指標を覚書として書かせてもらいますと、
耐震診断、耐震補強が必要な建物を判定するためには、
数値的基準があります。
Is値とIw値です。
Is値とは、鉄筋コンクリート造建造物の耐震指標として扱われます。
Iw値は、木造住宅の耐震指標として扱われています。
二つの指標はどちらも耐震指標であり、値が大きいほうが、
耐震性が高いです。
Is値(鉄筋コンクリート造、鉄骨造建物)
Is値は0.6以上の数値であれば、安全。
Iw値(木造住宅)は計算方法が異なっております。
Iw値は1.0以上の数値であれば、安全です。
Is値
Is値<0.3 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が高い
0.3≦Is値<0.6 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性がある
0.6≦Is値 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が低い
Iw値
Iw値<0.7 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が高い
0.7≦Iw値<1.0 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性がある
1.0≦Iw値 震度6強の地震に対して倒壊、または崩壊する可能性が低い
地震はいつどこに、どの程度のものが起こるか??分かりません。
一般的には、費用対効果をお考えになり、できることからはじめましょう。
アーキ吉田設計 吉田 康史
490-1132
愛知県海部郡大治町大字北間島字屋敷100 番地
TEL :052-443-3303
FAX:052-433-7275
E-Mail:yoshida.s@live.jp
« 耐震診断②を承りました。鉄骨造の営業所・展示スペース有 | トップページ | あま市で喫茶店の計画をしておりました。市役所の工事前からです。 »
「地震、耐震、仕事、安全」カテゴリの記事
- 耐震診断③を承りました。鉄骨造の事業所・倉庫(2023.07.08)
- 耐震診断②を承りました。鉄骨造の営業所・展示スペース有(2023.06.20)
- 耐震診断を承りました。鉄骨造のショールーム・営業所(2023.06.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント